働き方 x AIニュース!2026年1月20日

働き方 x AIニュース!2026年1月20日

おはようございます!今日も最新のAI技術が私たちの働き方にどんな影響を与えるのか、わかりやすくお届けしますね。2026年も始まったばかりですが、すでにAI業界では大きな動きがたくさん起きています!

企業のAI導入、なぜ「お試し」で終わってしまうのか?

MIT Technology Reviewの報道によると、企業がAIを導入する際に大きな課題が浮き彫りになっています。なんと、生成AIのパイロットプロジェクト(お試し導入)のうち、実際にビジネスで価値を生み出せているのはわずか5%程度なのだそうです。約半数の企業は、本格的に使い始める前にプロジェクトを断念してしまっているとのこと。

興味深いのは、この問題の原因がAIの性能自体ではないという点です。本当のボトルネック(詰まっているところ)は、データへのアクセス方法や、既存システムとの連携、実際に動かすための仕組みといった「周辺のインフラ」にあるそうです。そのため、企業は「コンポーザブルAI」(部品のように組み合わせられるAI)や「ソブリンAI」(自社でデータを管理できるAI)という新しい考え方に注目し始めています。

このニュースから見えてくるのは、AIを仕事に活かすためには、AIそのものだけでなく、データの整理や既存の業務システムとの橋渡しといった「裏方の仕事」が非常に大切だということです。これからのビジネスパーソンには、AIの知識に加えて、データエンジニアリングやシステム連携といった周辺スキルも求められるようになりそうですね!

出典:MIT Technology Review
https://www.technologyreview.com/2026/01/19/1131422/going-beyond-pilots-with-composable-and-sovereign-ai/

「シャドーAI」って知っていますか?企業のAIセキュリティが急務に

TechCrunchの報道によると、ベンチャーキャピタル(投資会社)が「AIセキュリティ」の分野に巨額の投資を行っているそうです。その背景には、「シャドーAI」という新しい問題があります。

シャドーAIとは、従業員が会社から承認されていないAIツールを勝手に使ってしまうことを指します。便利だからといって個人的にChatGPTなどを業務に使うと、知らないうちに会社の機密情報が外部に漏れてしまったり、セキュリティ上の穴ができてしまう可能性があるのです。Witness AIというスタートアップは、こうした未承認AIの利用を検出し、企業を守るサービスを提供しています。

私たちが日々の仕事でAIツールを使う際は、会社のルールや承認プロセスをしっかり確認することが大切です。「便利だから」という理由で勝手にツールを使うと、思わぬトラブルにつながることも。AIを安全に活用するためのリテラシー(知識と判断力)を身につけることが、これからの必須スキルになりそうですね!

出典:TechCrunch
https://techcrunch.com/2026/01/19/rogue-agents-and-shadow-ai-why-vcs-are-betting-big-on-ai-security/

若者の7割以上がAIを「心の友」に?AIとの関係性が変化中

MIT Technology Reviewのニュースレターによると、アメリカのティーンエイジャーの72%がAIチャットボットを「コンパニオンシップ」(仲間意識や心のつながり)のために利用しているそうです。単なる便利なツールとしてではなく、感情的なサポートや人間関係の代わりとして、AIと接している若者が増えているということですね。

一方で、この傾向には注意も必要だと専門家は指摘しています。特に心理的に傷つきやすい状態にある人にとっては、AIとの関係性が悪影響を及ぼす可能性もあり、何らかの規制が必要ではないかという議論も起きています。また同じ記事では、米国政府がデジタル権利活動家の入国を禁止したという、オンラインの自由をめぐる政治的な動きも報じられています。

このニュースから考えられるのは、AIが単なる業務ツールを超えて、人々の感情や人間関係にまで影響を与える存在になっているということです。ビジネスの場面でも、AIがユーザーの心理に与える影響を理解した上でサービス設計をする視点が、これからますます重要になるでしょう!

出典:MIT Technology Review
https://www.technologyreview.com/2026/01/19/1131450/the-download-the-us-digital-rights-crackdown-and-ai-companionship/

Asusがスマホ事業を休止、AIロボットとスマートグラスに集中へ

台湾の大手パソコンメーカーAsus(エイスース)が、スマートフォン事業を無期限で休止することを正式発表しました。Ars Technicaの報道によると、同社会長のJonney Shih氏が台湾のイベントで明らかにしたとのこと。これにより、2026年には人気シリーズだったZenfoneやROG Phoneの新モデルは登場しない見込みです。

では、Asusは何に力を入れるのでしょうか?答えは「AI製品」です。具体的には、ロボットやスマートグラスといった分野に経営資源を集中させる方針だそうです。スマートフォン市場での競争が厳しくなる中、成長が見込めるAI分野に軸足を移すという判断ですね。

企業が市場の変化に合わせて事業の「選択と集中」を行うように、私たち個人も自分のスキルや専門性をどこに投じるか、考える必要があります。どんな分野が成長しているのか、自分の強みをどう活かせるのか。Asusの決断は、キャリアを考える上でのヒントにもなりそうです!

出典:Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2026/01/asus-confirms-its-smartphone-business-is-on-indefinite-hiatus/

OpenAI、2026年は「実用的な導入」に全力投球

The Vergeの報道によると、OpenAIのCFO(最高財務責任者)であるサラ・フライアー氏がブログで、2026年の会社の方針を発表しました。キーワードは「practical adoption」、つまり「実用的な導入」です。

OpenAIは、AIの潜在能力と実際にユーザーが活用できている状況との間にまだギャップがあると認識しているようです。そのギャップを埋めることに注力し、特に医療、科学、企業といった分野でAIがより良い成果に直結するよう、事業を拡大していく方針とのこと。

このニュースから見えてくるのは、AIが「すごい技術」という段階から、「実際に役立つ道具」として本格的に広まる段階に入っているということです。私たちも、AIを「面白いもの」として眺めるだけでなく、具体的にどう業務に取り入れるかを真剣に考える時期が来ていますね!

出典:The Verge
https://www.theverge.com/news/864229/openai-focus-practical-adoption-sarah-friar

2025年に1億ドル以上を調達した米国AIスタートアップは55社!

TechCrunchの集計によると、2025年に1億ドル(約150億円)以上の大型資金調達を実現した米国のAIスタートアップはなんと55社にのぼるそうです。2024年がAI業界にとって記念碑的な年だったのに続き、2025年も投資家たちの熱い視線がAI分野に注がれていることがわかります。

具体的にどんな企業がどれだけ調達したかの詳細は記事本文に譲りますが、これだけ多くのスタートアップが巨額の資金を集めているということは、AI技術への期待がまだまだ高いということの表れです。

この動向から私たちが学べるのは、AIがビジネスの中心的なトレンドであり続けるということ。どんな業界で働いていても、AIの活用事例や最新技術にアンテナを張っておくことが、将来のキャリア形成において重要になりそうです!

出典:TechCrunch
https://techcrunch.com/2026/01/19/here-are-the-49-us-ai-startups-that-have-raised-100m-or-more-in-2025/

顧客からのクレームは「宝の山」!イノベーションの種に変える方法

MITスローン経営大学院のレビューが、興味深い視点を提示しています。多くの組織が顧客からの苦情を単なる「問題」として処理してしまいがちですが、実はそれをイノベーション(革新)の貴重な源泉として活用すべきだというのです。

記事ではスイスのヴォー大学病院の事例が紹介されています。この病院では、患者からの苦情を体系的に収集・分析し、手術予約プロセスの改善や患者への情報共有の強化といった具体的なサービス向上につなげているそうです。また、ホスピタリティ業界(ホテルなど)の接客ノウハウを医療現場に取り入れるトレーニングも実施し、患者体験の質を高めることに成功しています。

私たちの日々の仕事でも、顧客や同僚からのフィードバック、特に不満の声を「改善のヒント」として積極的に活かす姿勢が大切ですね。また、自分の専門分野だけでなく、他業界の優れた事例から学ぶ柔軟性も、これからのスキルアップに役立ちそうです!

出典:MIT Sloan Review
https://sloanreview.mit.edu/article/turn-customer-complaints-into-innovation-blueprints/

AI搭載の胎児超音波診断ソフトがFDA承認を取得!

TechCrunchの報道によると、BioticsAI(バイオティクスAI)という会社が開発した、胎児の超音波画像から異常を検出するAIソフトウェアが、アメリカの食品医薬品局(FDA)から承認を得たそうです。この会社は2023年のTechCrunch Disruptというスタートアップコンテストで優勝した企業です。

医療という厳格な規制がある分野でAIが公式に承認されたということは、AI技術の信頼性と安全性が着実に向上していることを示しています。こうした高度な専門領域でのAI活用は、診断の精度向上や医療従事者の負担軽減につながることが期待されます。

スタートアップがコンテストで優勝してから、規制当局の承認を得るまでの道のりは決して簡単ではありません。革新的なアイデアを実現するための粘り強さや戦略的なアプローチは、どんな仕事にも通じる大切な姿勢ですね!

出典:TechCrunch
https://techcrunch.com/2026/01/19/biotics-ai-battlefield-2023-gains-fda-approval-for-its-ai-powered-fetal-ultrasound-product/

イーロン・マスク、OpenAIとMicrosoftに1340億ドルの賠償請求で批判

Ars Technicaの報道によると、イーロン・マスク氏がOpenAIとその主要出資者であるMicrosoft(マイクロソフト)に対して、790億ドルから1340億ドル(日本円で約12兆円から20兆円)という巨額の損害賠償を求める訴訟を起こしています。マスク氏は、OpenAIが当初の非営利ミッション(使命)を放棄したと主張しています。

マスク氏が雇った専門家は、マスク氏の初期の貢献がOpenAIの現在の価値の50〜75%を占めると算定しているそうです。しかしOpenAI側は、この計算がChatGPTを開発したエンジニアたちの貢献を「ゼロ」にしていると反論しています。

このニュースは直接的な働き方の話ではありませんが、ビジネスにおける「貢献の評価」について考えさせられます。自分の仕事での貢献を、金銭的なものだけでなく時間や専門知識、人脈なども含めて記録しておくことは、将来の評価や交渉において役立つかもしれませんね。

出典:Ars Technica
https://arstechnica.com/tech-policy/2026/01/elon-musk-accused-of-making-up-math-to-squeeze-134b-from-openai-microsoft/

今日のまとめ:AIと共に進化する働き方

今日紹介したニュースから見えてくるのは、AIが「実験段階」から「本格活用」の時代へと移行しつつあるということです。企業のAI導入の課題、セキュリティの問題、そして医療分野での実用化など、様々な角度からAIが私たちの働き方に影響を与え始めています。

これからの時代、大切なのは、

  • AIの「周辺スキル」を磨く
    AIそのものだけでなく、データ管理やシステム連携など、AIを実際に活用するための周辺知識が重要になります。
  • セキュリティ意識を持ってAIを使う
    便利だからといって会社のルールを無視してAIツールを使うのは危険。正しい知識と判断力が必要です。
  • 変化に柔軟に対応する姿勢
    Asusのように、市場の変化に合わせて自分のスキルや専門性の「選択と集中」を考える視点が大切です。

最新技術の波に乗って、自分らしい働き方を見つけていきましょう!