働き方 x AIニュース!2026年2月13日

働き方 x AIニュース!2026年2月13日

おはようございます!今日も最新のAIニュースをお届けします。AIがどんどん私たちの仕事に入り込んできていますが、怖がるだけじゃもったいない!今日は「AIを使いこなす側になるためのヒント」が詰まったニュースが盛りだくさんです。さっそく見ていきましょう!

AIコーディングツールはエンジニアだけのもの?いいえ、すべての働く人の武器になります!

MIT Sloan Management Reviewの記事によると、Claude CodeのようなAIコーディングツールは「プログラマー専用」と思われがちですが、実はそうではないそうです!これらのツールは、パソコン内のファイルを直接操作して、一連の作業を自動でこなすことができます。従来のChatGPTのようなAIが「1回ごとの質問に答える」のが得意だったのに対して、コーディングツールは自分だけの「作業手順書」をファイルとして保存して、何度でも同じ作業を繰り返せるのが大きな違いです。

しかも、複数の作業を同時に走らせることもできるので、今まで何時間もかかっていた大量の資料分析が、ほんの数分で終わってしまうこともあるとのこと。もちろんセキュリティや誤操作には注意が必要ですが、エンジニアでなくても、まずは身近なファイル整理やリサーチ業務から試してみることで、「AIに作業を任せる力」が身につきます。これからは「自分で手を動かす人」から「AIを指揮して仕組みを作る人」へ、働き方の転換が始まっていますね!

出典:MIT Sloan Management Review
https://sloanreview.mit.edu/article/ai-coding-tools-for-knowledge-work-what-executives-need-to-know/

AIが採用のパートナーに!求人票の作成から面接準備まで自動化する時代

AWSが公開した事例によると、Amazon Bedrockというサービスを使って、採用プロセスを大幅に効率化するAIシステムが構築できるようになりました。このシステムには3つのAIエージェント(自律的に仕事をしてくれるAI)が搭載されています。1つ目は会社のルールに沿った魅力的な求人票を自動で作成するエージェント、2つ目は応募者への連絡や進捗管理を自動でやってくれるエージェント、3つ目は面接の質問作成やフィードバック分析をサポートしてくれるエージェントです。

注目すべきは、最終的な判断は必ず人間が行うという設計になっている点です。AIが得意な「大量の情報処理」や「定型的な連絡業務」を任せて、人事担当者は「この人と一緒に働きたいか」「この人のポテンシャルをどう見るか」という本質的な判断に集中できるようになります。自分の仕事の中で「AIに任せられる部分」と「人間がやるべき部分」を切り分けて考える習慣が、これからのキャリアアップでとても大切になりそうです!

出典:AWS Machine Learning Blog
https://aws.amazon.com/blogs/machine-learning/ai-meets-hr-transforming-talent-acquisition-with-amazon-bedrock/

AIエージェントが「タイムアウトで止まる」問題を解決!長時間タスクの自動化が現実に

AWSのブログで紹介された技術によると、AIエージェントが長時間にわたる複雑な作業を途中で止まらずに完了できるようになりました。これまでAIに仕事を任せるとき、セッションのタイムアウト(一定時間が過ぎると接続が切れてしまうこと)が大きな壁でした。今回紹介されたのは、Amazon Bedrock AgentCoreとStrands Agentsを組み合わせて、15分程度のタスクには「ハートビート」(定期的に信号を送って接続を維持する仕組み)を使い、数時間かかるタスクには「非同期処理」(裏側で処理を続けて、終わったら結果を受け取る仕組み)を使うという2つの方法です。

この技術のおもしろいところは、私たちがオフラインの間もAIが黙々と作業を続けてくれるという点です。たとえば退勤前にAIへ依頼しておけば、翌朝には結果が出ているという使い方ができます。これはAIに限らず、「すぐ終わる作業」と「時間がかかる作業」を分けて設計する考え方は、日々の業務の効率化にも応用できますね!

出典:AWS Machine Learning Blog
https://aws.amazon.com/blogs/machine-learning/build-long-running-mcp-servers-on-amazon-bedrock-agentcore-with-strands-agents-integration/

製造業の調達業務をAIが自動操縦!Dideroが3000万ドルを調達

TechCrunchの報道によると、製造業の調達業務をAIで自動化するスタートアップ「Didero(ディデロ)」が3000万ドル(約45億円)の資金調達に成功しました。Dideroのサービスは、すでに会社で使われている基幹業務システム(ERP)の上に、AIの層をかぶせるように動作します。具体的には、取引先からのメールの内容をAIが自動で読み取って、必要なデータの更新やタスクの実行までやってくれる「コーディネーター」の役割を果たします。

これまで人間が手作業で行っていた「メールを読む→内容を理解する→システムに入力する」という一連の流れを、AIがまるごと引き受けてくれるわけです。こうした「異なるシステム間の橋渡し」や「データの転記」といった調整業務は、今後どんどんAIに置き換わっていく可能性があります。その分、私たちは取引先との信頼関係づくりや、想定外のトラブルへの対応といった、人間だからこそできる仕事に力を注げるようになりますね!

出典:TechCrunch
https://techcrunch.com/2026/02/12/didero-lands-30m-to-put-manufacturing-procurement-on-agentic-autopilot/

OpenAIがNvidia以外のチップを初採用!15倍速いコード生成モデルが登場

VentureBeatの報道によると、OpenAIがCerebras Systems(セレブラス・システムズ)という会社のチップを使った新モデル「GPT-5.3-Codex-Spark」をリリースしました。これはOpenAIがNvidia(エヌビディア)以外のチップを推論(AIが答えを出す処理)に本格採用した初めてのケースで、従来の15倍もの速さで応答が返ってきます。

ただし、このモデルはあえて最高の性能ではなく「速さ」を優先した設計になっています。複雑な問題を深く考える力は少し抑えめにして、その代わり、開発者が思考を中断せずにサクサク作業できることを重視したそうです。これって、私たちの仕事にも通じるヒントがありますよね。完璧を目指して時間をかけるより、まず素早く試してみて改善を繰り返すほうが、結果的に良い成果につながる場面も多いはず。また、特定のツールや技術に頼りすぎず、常に代わりの選択肢を持っておくことの大切さも教えてくれるニュースです!

出典:VentureBeat
https://venturebeat.com/technology/openai-deploys-cerebras-chips-for-15x-faster-code-generation-in-first-major

革新的な製品が売れない原因は「営業の恐怖心」だった!

MIT Sloan Management Reviewの研究記事が、とても興味深い発見を伝えています。企業がAIなどの革新的な製品を市場に出しても売れない原因は、顧客の拒絶ではなく、営業担当者が「わからないことを聞かれて無能に見えるのが怖い」という心理にあるというのです。従来、営業は「製品の専門家」として完璧な知識が求められてきました。しかし、AIのように複雑な新製品になると、すべての質問に答えるのは不可能です。その結果、失敗を恐れて提案すること自体を避けてしまうそうです。

解決策として提案されているのは、営業の役割を「何でも知っている専門家」から「技術者と顧客をつなぐオーケストレーター(調整役)」に変えることです。これは営業だけの話ではなく、私たち全員に当てはまります。AI時代には「知らないことは恥ずかしい」ではなく「知らないことを認めて、詳しい人やAIと一緒に答えを探す力」が大切になります。過去の成功体験にしがみつかず、常に学び続ける姿勢こそが、変化の激しい時代を乗り越えるカギですね!

出典:MIT Sloan Management Review
https://sloanreview.mit.edu/article/why-salespeople-fear-pitching-radical-innovation/

安全なAIアシスタントは実現できるのか?「プロンプトインジェクション」の脅威

MIT Technology Reviewの記事が、AIアシスタントの安全性について重要な問題提起をしています。最近注目を集めたAIエージェント「OpenClaw」をきっかけに、メールやウェブ上の悪意あるテキストによってAIが操られてしまう「プロンプトインジェクション」(AIに偽の指示を紛れ込ませる攻撃)のリスクが改めて議論されています。AIは「ユーザーの指示」と「外部から入ってきたデータ」を区別するのが苦手で、もし個人情報にアクセスできるAIアシスタントが乗っ取られたら、データの流出や削除といった深刻な被害が起きかねません。

現時点では、便利さを損なわずにこの攻撃を完全に防ぐ方法は見つかっていないそうです。私たちがAIを仕事で活用するとき、「便利だから全部任せよう」ではなく、AIにアクセスさせるデータの範囲を必要最小限に絞る意識が大切です。AIの利点だけでなくリスクも理解した上で、安全に使いこなす力が、これからのビジネスパーソンに求められるスキルになっていきますね!

出典:MIT Technology Review
https://www.technologyreview.com/2026/02/11/1132768/is-a-secure-ai-assistant-possible/

Anthropicが300億ドルを調達!企業価値は3800億ドルに

TechCrunchの報道によると、AIスタートアップのAnthropic(アンソロピック)がシリーズGラウンドで300億ドル(約4兆5000億円)という桁違いの資金調達を行いました。これにより同社の企業価値は3800億ドル(約57兆円)に達しています。AnthropicはAIアシスタント「Claude」を開発している会社で、OpenAIと市場シェアや影響力をめぐって激しく競争しています。

これだけの巨額投資が行われているということは、AI技術が社会の基盤として本格的に定着していく流れが確実だということを意味しています。私たちにとっての教訓は、特定のAIツールだけに詳しくなるのではなく、業界全体の動きをつかんでおくことの大切さです。巨額の資金を背景にAIの機能はどんどんアップデートされるので、「去年の常識が今年は通用しない」ということが普通に起きます。最新のツールを気軽に試してみる好奇心が、これからの時代を楽しく乗り切るコツですね!

出典:TechCrunch
https://techcrunch.com/2026/02/12/anthropic-raises-another-30-billion-in-series-g-with-a-new-value-of-380-billion/

AIを使ったサイバー犯罪が巧妙化、ディープフェイク詐欺にも要注意

MIT Technology Reviewのまとめ記事によると、AI技術の進展がサイバー犯罪の手口をどんどん巧妙にしているそうです。ハッカーたちはAIを使って攻撃を自動化したり、ディープフェイク(本物そっくりの偽の音声や映像をAIで作る技術)を使った詐欺を行ったりしています。驚くことに、専門知識があまりない人でも、AIの力を借りれば簡単にサイバー攻撃ができてしまう時代になっているとのこと。一方で、私たちの個人データにアクセスするAIアシスタントをどう守るかという課題も急務になっています。

このニュースは、AIリテラシーの意味を考え直すきっかけになります。これまでは「AIを使えること」がリテラシーでしたが、これからは「AIによる偽情報を見抜けること」も含まれます。音声や映像だからといって鵜呑みにせず、複数の情報源で確認する習慣を持つことが、自分自身と組織を守る第一歩になりますね!

出典:MIT Technology Review
https://www.technologyreview.com/2026/02/12/1132819/the-download-ai-enhanced-cybercrime-and-secure-ai-assistants/

GoogleのAI「Gemini」を複製しようと10万回以上の攻撃が発生

Ars Technicaの報道によると、営利目的の攻撃者がGoogleの対話型AI「Gemini(ジェミニ)」に対して10万回以上のプロンプト(質問や指示)を送り、その回答パターンを大量に集めることでAIモデルをまるごと複製しようとする「モデル抽出」が試みられたそうです。これは「蒸留」と呼ばれる技術を使って、膨大な開発コストをかけずに高性能なコピーを作ろうとする手口です。

Googleはこれを知的財産の窃盗と見なしていますが、一方でGoogle自身もネット上のデータを収集してAIの学習に使っている点が指摘されており、「お互い様じゃないか」という声もあります。このニュースは、AIを業務で使うときに入力したデータが学習に利用される可能性があることを思い出させてくれます。社内の機密情報をAIに渡す際は、そのリスクをきちんと評価しておくことが大切ですね!

出典:Ars Technica
https://arstechnica.com/ai/2026/02/attackers-prompted-gemini-over-100000-times-while-trying-to-clone-it-google-says/

中国MiniMaxが最高峰レベルのAIモデルをClaude Opusの20分の1の価格で発表!

VentureBeatの報道によると、上海のAIスタートアップ「MiniMax(ミニマックス)」が最新の言語モデル「M2.5」を発表しました。注目すべきはその圧倒的な低価格で、GoogleやAnthropicのトップモデルに匹敵する性能を、なんと約20分の1のコストで提供するというのです。特にプログラミングやOffice製品の操作といった実務的な能力に優れていて、すでにMiniMax社内では業務の3割、新しいコードの8割をこのAIが担っているそうです。

このモデルのおもしろい特徴は、ただ指示に答えるだけでなく、プロジェクト全体の構造を自分で計画してから実行する「アーキテクト的な思考」を持っている点です。AIのコストがここまで下がると、「とりあえず何回も試してみる」というアプローチが気軽にできるようになります。プロンプトの完璧さにこだわるよりも、AIに複数の役割を与えて同時に動かす「マネジメント力」が、これからの時代に求められるスキルになりそうですね!

出典:VentureBeat
https://venturebeat.com/technology/minimaxs-new-open-m2-5-and-m2-5-lightning-near-state-of-the-art-while

今日のまとめ:AIと共に進化する働き方

今日のニュースから見えてくるのは、AIが「便利な道具」から「一緒に働くパートナー」へと急速に進化している姿です。採用から調達、コード生成まで、あらゆる業務にAIエージェントが入り込み始めています。

これからの時代、大切なのは、

  • AIに「任せる力」を身につける
    すべてを自分でやるのではなく、AIに任せる作業と人間がやるべき作業を見極めて、うまく役割分担する力が求められます。
  • 「知らない」を恐れず、学び続ける
    完璧な専門家である必要はありません。知らないことを認めて、AIや周囲の力を借りながら一緒に答えを探す姿勢が、変化の時代を生き抜くカギです。
  • AIの「リスク」も理解して使いこなす
    便利さだけに目を奪われず、セキュリティやプライバシーのリスクも意識した上で、安全にAIを活用するスキルが不可欠です。

最新技術の波に乗って、自分らしい働き方を見つけていきましょう!